収入が少なくてもマイホームが持てる方法

綺麗な新築一戸建てのマイホームはみんなの憧れ。

 

特に自分の好みにあわせて間取りやデザインを決められる注文住宅は根強い人気があります。

 

戸建てなら集合住宅とは違て足音や声を気にする必要が少なく、小さな子どものいる家庭でものびのびと遊ばせてあげることができます。持ち家なら賃貸とは違って、壁の落書きや釘の跡に目くじらをこともなく、インテリアの幅もぐっと広がります。

 

しかし、いくら欲しくても簡単には手に入らないのがマイホーム。家を建てるためには貯金と住宅ローンを返済し続けるための収入が必要です。

 

毎日の生活と子どものための出費で精一杯、貯金もそこまで余裕がない……と夢を諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか?

 

確かに住宅は非常に高価な買い物ですが、低収入だからといって、絶対に無理とは限りません。

 

きちんとした知識とテクニックさえあれば、年収300万円台でも注文住宅を建てることは夢ではありません。

 

子どもがのびのびできるマイホーム

転居を考えるきっかけには色々ありますが、ライフスタイルの変化としては子どもの誕生や成長が要因になることが多いです。

 

子どもの鳴き声や走り回る声は響きやすく、マンションやアパートでは周囲の人に気を使いながら生活する必要があります。騒ぎ回る子どもを叱って親が不機嫌になり、その影響で子どもも騒ぎやすくなるという悪循環にもなりやすいです。
特に子どもが3人、4人とたくさんいる家は大変です。朝から晩まで子どもたちは大騒ぎ、親はぐったりという事態になりがちです。

 

子どもも親ものびのびと気持ちよく生活するためには、まずは住環境を子育てに適したものにすることが大切です。
とは言っても、これから教育費や学費がどんどん増えていくタイミング。どんなふうにマイホームを探せば、無理なく家が買えるのでしょうか?

 

有名ハウスメーカーには門前払いされてしまう

「注文住宅を建てるならまずは住宅展示場!」
こんなふうに考えていませんか?

 

確かに、住宅展示場に行けば色々なハウスメーカーのモデルハウスを見学できます。
行くだけで粗品を貰えたり、子ども向けのイベントやプレゼントを行っていたり、家族連れには楽しいスポットです。

 

しかし、節約しながらマイホームを建てようとしているなら、いきなり住宅展示場に行くというのは誤りです。

 

モデルハウスの建築費や維持費にはお金がかかるため、住宅展示場にあるのは潤沢な資金のある大手ハウスメーカーのものばかりです。そして、大手ハウスメーカーの家というのは基本的にとても高いです。簡単に手が出せるものではありません。

 

また、モデルハウスを訪れるとアンケートに答えるよう促されます。アンケートにはどんな家が欲しいのかという項目だけでなく、年収を答える設問もあります。そこで答えた金額がそのハウスメーカーで家を建てるために必要な金額に満たなければ、もうあなたはお客さんではありません。やんわりと帰るように誘導されてしまいます。

 

プレゼントや豪華なモデルハウスに浮かれた挙げ句、惨めな思いをして帰りたくなければ、いきなり住宅展示場へ突撃してはいけません。

 

住宅ローンの審査という大きな壁

年収が少ないマイホーム購入希望者にとって最も大きな壁となるのが住宅ローンの審査です。

 

最近は頭金が少なくても購入しやすい環境になっており、貯金が多少足りなくても住宅ローンを組みやすくなっています。しかしそれは収入がそれなりにある人の話で、低収入者が審査を通過しにくいことには変わりありません。

 

夫婦の収入を合算して、世帯収入を上げれば住宅ローンを通過できる可能性は上がります。

 

しかし、子どもの小さいうちは急な発熱で仕事を休まなくてはならなくなったり、急な出費が発生したりと収入や支出が安定しにくいもの。パート代やアルバイト代を生活費の足しにするのも大切ですが、それを入宅ローン返済のアテにしてしまうのはあまりにも高リスクです。

 

結局、低収入者が住宅ローンを組むなら収入から払える無理のない家、つまり安価な家を探すしかないのです。

 

中古住宅・リノベーション住宅の注意点

費用を抑えるために、中古住宅やリノベーション物件を視野に入れるのも良いでしょう。

 

こうした住宅は安価なだけでなく、注文住宅と違って土地も当時に決められるというメリットもあります。

 

引っ越しまで時間がなく、早く転居先を見つけたいという場合には特におすすめです。

 

中古物件を購入する際に気をつけなければならないのは、新築よりも築年数が経過しているということです。当然といえば当然ですが、中には新築と見紛うばかりに綺麗にリノベーションされている物件もあり、忘れてしまいやすい部分です。

 

壁紙や水回りがどんなに新しくなっていても、中の柱や基礎などの部分は古いままです。建て替え時期は新築よりずっと早く訪れます。お得に家を買ったつもりでも、すぐに建て直しの時期が来てしまっては意味がありません。

 

子どもの独立後に再び小さな家への引っ越しを考えていたり、転勤や転居で家を手放す可能性があったりする人には向いている中古物件ですが、一生その場所に住もうと考えているなら安易に手を出す前によく考えておくべきでしょう。

 

ローコストな住宅の罠

価格が安い住宅の注意点は、使える期間が短いということだけではありません。

 

大手ハウスメーカーが売っている高価な家は、ただネームバリューだけで値段が張るわけではありません。

 

耐久性の高い素材を使ってメンテナンスや修繕費を抑えたり、断熱性・気密性を高めて光熱費を節約できたりするのです。他にもメンテナンス計画を建てて何十年も定期的にメンテナンスを行ってくれるなど、手厚いサポートを行っています。

 

初期コストは高いものの、維持するための費用は抑えやすいことが多いのです。

 

一方、ローコスト住宅や中古住宅は、購入費こそ抑えられるものの、使っている材料が安かったり古かったりするため、メンテナンスや修繕の間隔が短くなりやすく、しょっちゅうお金がかかります。

 

賃貸ならこうした維持費は大家の領分でしたが、持ち家の場合住宅を維持するのも自分の責任です。ローコスト住宅のメーカーはサポートも弱いため、修理を依頼する業者も自分で良さそうなところを探して手配する必要があります。断熱性や気密性が低い建物も多く、光熱費も嵩みやすいです。

 

お金がないからと安価な家を買っても、光熱費や修繕費が多くては、結局毎月の出費は増えてしまいます。無理のない範囲で住宅ローンを組んだつもりでも、やりくりが破綻してしまいかねません。

 

家を建てる前に知っておくべきこと

では、収入が少ない人は注文住宅を買ってはいけないのでしょうか?
出費の多いマイホームか、一生賃貸で我慢するしかないのでしょうか?

 

答えはNOです。
しっかり情報収集を行い、注文住宅やお金に関する勉強を行えば、予算を抑えつつ暮らしやすいマイホームを建てることは可能です。

 

住宅のコンセプトはハウスメーカー・工務店ごとに違う

同じように注文住宅を取り扱う会社でも、何を重視して家づくりを行っているかは違います。

 

住宅性能を一番に考えていたり、地震などの災害に備えることを重視していたり、ハウスダストやアレルギーへの対策に重きをおいていたり、デザインを大切にしていたりなど、十人十色です。

 

快適なマイホームを建てるためには、自分の住みたい家のイメージと合致するハウスメーカーを選ぶ必要があります。

 

ローコスト住宅で建てる

住宅のコンセプトが異なるように、価格帯にも会社ごとに大きな差があります。一軒4,000万円を超えるような高級住宅を主に扱うところもあれば、1,000万円台で家を建てるローコストメーカーもあります。中には1,000万円を切るような超ローコスト住宅もあります。

 

ローコストで家を建てられるハウスメーカーを選べば、建売や中古住宅よりも安く一軒家を手に入れることも可能です。

 

参考:ローコスト住宅デメリット

 

見た目だけでなく性能も大切

すでに述べたように、住宅の性能は維持コストに大きく関わります。
断熱性の高い家は光熱費がかかり、耐久性の低い材料は修繕費がかかります。家作りというと、見た目や間取りのことばかり気にしてしまいやすいですが、性能についてもよく勉強し、吟味しなければなりません。

 

取捨選択をする

予算が限られている以上、すべての面において完璧に自分好みの家はできません。要望には優先順位をつけ、重要でない部分についてはばっさりと諦める思い切りの良さが必要です。

 

営業担当との相性は大切

注文住宅では、営業担当や設計担当に要望を伝えたり、アドバイスを貰ったりしながら家づくりを行います。希望通りに家ができるかどうかは、担当者とのコミュニケーションがうまくできるかどうかが左右します。
いくら良い家を建てるハウスメーカーでも、担当者との相性が悪いと家づくりはうまくいきません。

 

安く家を建てるコツ

高価な家は性能が高くてランニングコストが低く、反対に安い家は暮らしにくくて維持費がかかると説明しましたが、これはあくまでもそうなりやすいという話でしかありません。

 

工夫次第で良い家を節約しながら建てることが可能です。

 

まず先ほど説明したとおり、ローコスト住宅を扱っているハウスメーカーなら、比較的安価に家を建てられます。最近ではローコストメーカーながら性能にこだわっているハウスメーカーも増えています。

 

次に、予算の使い方についてですが、建物にお金をかける代わりに、土地や外構部を節約するという方法もあります。狭小地や変形地などなら比較的購入費用を抑えられます。

 

また、住宅ローン選びも大切です。金利や返済期間をよく確認し、家計の負担が少なくなるものを探しましょう。

 

家づくりについて知ることが第一

注文住宅を建てる人が真っ先に気にしてしまうのは、予算の相場や坪単価、頭金の目安など、他の人がどのぐらいお金を必要としたのかという情報。しかし、これらについて知ったところで、実はそれほど自分の家づくりには役立ちません。

 

どんな家を必要としているか、収入はどれぐらいで毎月の出費はどのぐらいなのか、10年、20年先に支払える住宅ローンの返済額はいくらなのか、人によって全く違うからです。

 

まずは家計の状況を確認し、マイホームを手に入れるためにどのぐらいお金を出せるのかを把握しなければなりません。

 

家そのものについても同じです。家族構成も生活リズムも生活スタイルも家族によって違います。当然、どんな家を必要としているのかも家族によってバラバラです。他の人の建てた家をまるまるコピーしても、良い家になるとは限りません。

 

住宅ローンや住宅性能について学ぶのは時間がかかるかもしれません。しかし、スーモカウンターなどをうまく利用して、しっかりと情報収集をして建てた家は、家族を幸せにしてくれる良い家になるはずです。

 

参考:スーモカウンターデメリット

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