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1月 10

【News】多様なニーズを察知せよ!新興国市場から見るBOPビジネス

日立製作所の製品・システム技術の紹介と共に、
社会的ニーズおよび技術の方向性を読み解く『日立評論』。

2009年6月号の「新興国の健全な発展に資する日立技術と協創ソリューション」において
興味深い議論がなされています。

※詳細URLはこちら

ここで市場として取り上げられてるのがBRICsをはじめとする新興国の国々です。
日米欧と比べGDP成長率が著しく増加し、世界が注目するほどの経済成長を遂げている新興国ですが、
その成長はそれぞれの国ごとに違いが見られるといいます。

新興国を開拓するには、各国(市場)の特徴を踏まえる必要があり、
その特徴の要素を有機的に結びつけることで、日立グループとしての戦略策定が可能になるのだとか。

特徴の要素とは

1.人口
2.産業構造
3.資源
4.そのほかの要素として宗教、親日度合い、国民気質(勤勉性)、地理、気候

などが考えられます。

日立グループの製品になぞらえて見てみると

★新興国の発展により中流階級が増え、高度な医療技術へのニーズも急浮上
⇒ODAを通してモンゴルにMRI装置などの提供

★開発ラッシュに伴う人口急増により、水利用の問題が深刻化(ドバイ)
⇒下水処理場建設に株式会社日立プラントテクノロジーの水処理技術の使用

★人口増の影響で悪化した雇用問題の打破に向け、若年層の教育政策を推進(サウジアラビア)
⇒日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社の電子黒板インタラクティブホワイトボードの採用

など、多様なニーズにこたえて製品・システムを構築しているのがわかります。
総合電機メーカーとして幅広い事業分野を持つ日立グループの強みが存分に発揮されていますね。

しかし、農業ソリューションを考えるときに、
新興国農民層の多くが貧困であることから、価格面での課題にぶちあたります。

そこで次なるステップとしてBOPビジネスの考え方が活きてきます。

日立グループはバングラデシュのグラミン銀行の例にならって、
個別の農業ではなく共同体を対象にしたASPシステムの構築を検討しているのだそうです。
(※ASP:Application Service Providerの略。ビジネス用のアプリケーションソフトを
インターネットを通してユーザーにレンタルする事業者のこと)

文化・経済構造などで多様性の高い新興国では、
信頼できる現地パートナーの発掘やWin-Winの協力体制が必要であり、
また、現地ニーズを十分に吸い上げて製品開発にフィードバックし
かつブランド力を醸成するためには強固な現地組織も不可欠です。

「現地のニーズを把握し、それに対応する製品・システムを低価格で生み出す。
けれど政治的・経済的に不安定な国においては、市場進出に多少なりとも困難が生じることも見越して
長期的な視座で臨むことが必要である。」

BOPビジネスにおいて「現場」がどれほど重要かが今回の論文から伝わってきました。





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  • http://blog.goo.ne.jp/adachij/ あだち

    通りすがりです。
    日立グループはBOPではありませんが、たしかバングラデシュ政府案件の受注してますよ。チッタゴン丘陵地帯にあるカプタイダムの工事などしています。

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