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3月 10

KPMG CSRフォーラム「国連ミレニアム開発目標とBOPビジネス」~参加報告~

3/2に開催されましたKPMG CSRフォーラム「国連ミレニアム開発目標とBOPビジネス」に参加して参りました。
登壇者は住友化学株式会社 ベクターコントロール事業部長 水野達男氏
味の素株式会社 CSR部専任部長  中尾洋三氏
武田薬品工業株式会社 コーポレート・コミュニケーション部シニアマネジャー 金田晃一氏
独立行政法人国際協力機構(JICA)民間連携室審議役 大貝隆之氏
KPMGインターナショナル マイケル・ヘイスティングス卿
日本経済新聞編集委員 原田勝広氏

本フォーラムの内容の中から、BOPビジネスや事業における社会性の統合といったものを中心にまとめてみる。

<CSRの構造的な整理とその進化>
・企業統治のCSR 「収益を生むCSR」
企業内節電・効率化⇒省エネ商品・ビジネス⇒CSR調達
・企業責任のCSR「収益を分配するCSR」
寄付型貢献(フィランソロピー、メセナ)⇒参加型貢献(企業ボランティア、障害者雇用)
・ビジネス統治のCSR「収益を守るCSR」
企業倫理(理念・行動指針)⇒コンプライアンス(企業法、個人情報保護法)

⇒・社会が求めるものと事業の統合がイノベーションを生み出す。よって、収益を生むCSRを考えるのが大切だ。
・社会性とビジネスの統合は可能であり、それは市場での競争戦略・差別化としても役立つ。
・限られた費用の中で行われる従来型の社会貢献活動は、それによる受益者は少ない。しかし、本業に取り込んだ社会貢献は、会社のリソースを使い、また横展開も可能なため、受益者は多い。

<BOPへ関わる理由>
人道上の問題、人口爆発による砂漠化、犯罪・テロからの防衛、大きなビジネスチャンス
⇒しかし、我々の物資を一方的に与えて良いのか、という議論を忘れてはならない

<BOPビジネスにおける問題点>
・社会性が先行している印象を受ける。
・BOPビジネスとは何か?ソーシャルビジネスはビジネスであがった収益は再投資に回す。(ユヌス氏)

<これから乗り越えるべき課題、視点>
・社会性の解決がどのように企業にとって好ましいのか、可視化することが大事だ。社会性という無形なものを可視化し、それを追求する企業が評価される仕組みを作るべき。
・熱意を持った多くの企業が、個々のビジネスではなく、複数のアクターで連携し大きな目標を解決することが重要。
・長期的な視点を持たなければならない。N期の収益は0かもしれない。しかし、N+5期の収益は1であるというビジネスモデルを許容するべき。
・企業は誰の為にあるのか、収益を得て配当を株主に回すことなのか?⇒企業は社会に受け入れられて初めて存在するものだ。
・企業を動かすエンジンは人間である。エンジンを動かす燃料が収益であり、収益が目的となってはならない。





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