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3月 10携帯端末によるマイクロクレジット
マイクロファイナンスやマイクロクレジットなどの無担保小口融資は、以前よりBOP層へのビジネスチャンスを生み出す手段として注目を浴びていた。
そして今、携帯端末によりマイクロクレジットの手続きを行えるサービスが続々と登場したことにより、更に多くの人々がその恩恵を得られることが期待される。
パキスタンの企業amaanaも、携帯電話による金銭的なやり取りができるサービスを無料で提供している。
そのようなサービスが増えている背景として、銀行やATMが遠くにあり不便なことなどはもちろんのことである。
しかし、それ以上の決定的な理由として、パキスタンにおいては携帯電話所有者の人数が銀行講座を開設者の10倍であることなどが考えられる。
つまり、今までマイクロファイナンスなどにより融資を受けることができたのは、少なくとも銀行を開設できる人間に限られていて、しかもその数は携帯電話所有者の10分の1だったのだ。
また、グラミン銀行などはマイクロファイナンスでかなり有名であるが、そこで融資行われる際の記録は、紙の帳簿に手書きでされている。
そのような環境では、残高照会を行うだけでも時間がかかったり、またミスなども多く、とても効率的とは言えない状況だった。
しかし携帯端末サービスにより、銀行に行く手間や待ち時間も省ける上に、手違いによるリスクまで軽減される。
この携帯端末によるマイクロクレジットサービスは個人間でのお金のやり取りも可能にしていて、双方が同じサービスをインストールしてさえいれば、どこでも携帯電話だけでお金のやり取りができる。
これらの携帯端末マイクロクレジットによる生活の変化が、この動画amaana.impacting.livesでも紹介されている。
また、amaanaだけでなく、他にFlontlineSMS:CreditやSquareなども同様のサービスを提供している。
そもそもBOP層でも携帯電話所有者が多いことや、BOP層向けの低価格携帯電話も開発されていることなどから、携帯端末マイクロクレジットサービスの普及がBOP層へ与えるインパクトは非常に大きいと考えられる。
今後もこのようなサービス会社が増えて、普及されていくことを期待している。
