03
3月 10

【Report】『未来創造レポート~BOPビジネスから読み解く「私たち」の可能性~』Vol.5

未来創造レポートVol.5を発行いたします。
今回で詳細な市場分析と実践例のご紹介を終えます。全3回にわたる本レポートによって、『The next 4 billion』に記されている産業分野をすべて網羅いたしました。
本レポートでは、主に、『The next 4 billion』において行われている分析の中の、BOPビジネスを考えるための参考になる視点、もしくは、他の分野と差別化できる点をピックアップし、まとめました。皆さんのお役にたてれば幸いでございます。

<Summary
イ)   エネルギー分野の市場分析と実践
ロ)   食品分野の市場分析と実践
ハ)   全3回にわたるレポートのまとめ

【本レポートの狙い】
前2回にわたって、BOPビジネスの詳細な市場分析と実践例を紹介してきた。3回目の今回は、エネルギー分野と食品分野を取り上げる。そして、3回にわたってお届けした「市場の分析と実践」をまとめる。
エネルギーと食品は私たちの生活にはなくてならないものであるが、それはBOPの人々にとっても同じである。所得や現地特有の生活課題を踏まえた上で、具体的なビジネス事例がどのようにしてそれらの課題を解決しているのかを記す。

【イ. エネルギー分野】推計:4334億ドル
・   アジアが圧倒的な市場規模を誇る。
・   主にアジア、アフリカではBOPの中でも、その下位層に市場が集中している。逆に、東ヨーロッパ、ラテンアメリカではBOPの上位層に市場が集中している。
・   インドネシアではBOPエネルギー市場の50%をBOP500、BOP1000層が占めている。
・   コロンビアでは、BOPエネルギー市場のうちの73%を上位3 区分の層が占めている。

・   調理に使う主たる燃料として、BOPの中でも下位層が薪を用い、より高い所得層では薪よりも、プロパンあるいは液化石油ガス(liquefied petroleum gas: LPG)を一般的に用いる。


・ 照明用の燃料としては、BOPの中でも下位層が灯油を用い、より高い所得層では、電気を用いる。図③は、インドにおける照明用燃料としての灯油と電気の使用率を比較したものである。

<支出傾向>
・   エネルギー分野が他の分野と異なるのは、1世帯あたりのエネルギー支出の割合が、所得が増えても大幅に変化することはないということである。[i]
・   ほとんどのBOP 世帯が、支出の9%程度をエネルギー支出に充てている。


<エネルギー分野での課題>
・   人体に有害な燃料を家の中で(調理や照明用に)利用することによって、呼吸器疾患を引き起こし、深刻な健康問題を引き起こしている。[ii]


続きはこちらからご覧ください。未来創造レポートVol 5





関連する記事


Comments are closed.


Copyright © 2012 [Granmainc.]世界を変えるデザイン展 ニュース