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3月 10

【現地取材】インドネシア滞在記~村人のニーズ編~

引き続き、インドネシアレポートをお送りいたします。

前回、村の環境問題を課題点に挙げ
ささやかなアクションを起こしたというお話をしましたが、
実際に村人の意見を聞くと
「この村の子ども達は学校に行けていない子が多い。
この村の人が海外に出ていけるようになるためには英語が絶対に必要だから、
子どもと遊ぶだけじゃなくて英語を教えてほしい」

という声がありました。

村の多くの子ども達が学校に通えていると思っていた私は、この話を聞いて驚きました。
しかし、よく考えてみれば
いつも私たちにくっついてくる子ども(30人くらい)は毎回同じ顔ぶれ。
もちろんこの子たちの他にも子どもはいっぱいいて、近寄ってこないだけ。
見たことのない子ども達の中で、学校に通えない子がいたわけです。

また、村の近くの小学校3校を訪問したのですが、
そこの先生たちはやる気のない人が多く、教育の質は高いとは言えません。
したがって、学校に通えていても英語教育が足りないとのこと。

村人たち自身から「教育」の2文字がニーズとして挙がっていることは
とてもいい傾向だと思います。
しかも海外に目を向けている大人も何人かいたのです。

しかし、私たち参加者は何かが矛盾していることを感じていました。

「私たちは君たち先進国の人のようにお金がたくさんあるわけじゃないんだ」

村人からこういったニュアンスのことを何度か言われました。
こちらが意見を言ったり、提案をすると決まってこのフレーズが返ってきました。

ですが、この村のほとんどの子ども達はポケットマネーを持っていて
毎日毎日何かお菓子や飲み物を買っています。
(村にSellerが売りに来るんです。日本で言う駄菓子屋さんみたいなお店もあります。)
学校の校門付近も祭りの屋台のようなものがいくつも並んでいて
子ども達がひっきりなしにお菓子や飲み物を買い込んでいました。

だからといって、この習慣をやめさせるとSeller達の職が失われてしまいます。
今の状況でお金が循環しているのであれば、それを崩すべきではないのかもしれません。

また、お金の話からはずれますが、
インドネシアは人口の9割近くがイスラム教徒で
この村にもモスクがあって毎日5回くらいコーランを読み上げる大音量の声が村に轟いていました。
たとえ朝の4時でも、夜の11時でも、お祈りが続きます。
子ども達は朝早くから夜遅くまで起きていて、
日本人の私から見れば、とても勉強できるいい環境とは言えない状況でした。

また、ゴミが山積する環境、汚い水に囲まれた環境も、
勉強に適してるとは言えませんよね…。
(もちろん子ども達は汚い物への抵抗があります)

こういった色々な側面から考えると
あの場で自分達ができることは
昼の2、3時間程度の時間に英語レッスンをすることくらいでした。

316 ◇ノートを持っている子どももいます。ほとんどの子にはこちらから紙を支給。
319 子ども達自身は、英語にとても関心を持っていて
習いたての英語を覚えて必死になって話しかけてきてくれました。

この村に問題はたくさんありますが
マンパワーが溢れている村であることは間違いありません!

子どもたちは恥ずかしがり屋な子もいましたが
多くの子が積極的で、私たちのやりたいことを理解して
進行を手伝ってくれる子もいました。

次はそんな子ども達の様子をクローズアップしたいと思います!





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