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2月 11

「自転車」漕いで飲料水 バングラの低所得者支援事業(産経ビジネスより)




引用:http://www.sankeibiz.jp/business/news/110126/bsl1101260502001-n1.htm

浄水装置製造・販売の日本ベーシック(川崎市中原区)は、自社開発の漕ぐだけで飲料水を作り出せる自転車搭載型浄水装置を活用し、バングラデシュで低所得者の支援事業に乗り出す。地元の自転車組み立て会社に同装置の生産を委託し、低所得者に貸し出して飲料水販売を行えるようにする。

 同国は水道インフラが未整備なため、同装置による飲料水販売を通じて低所得者の生活水準向上を後押しする。同じように飲料水問題を抱えるインドなど周辺諸国にも、バングラデシュの事業モデルを拡大する計画だ。

 同社の浄水装置「シクロクリーン」は、自転車を漕いで生み出した動力によって河川や湖沼などから水をくみ上げ、複数のフィルターを通して大腸菌などの細菌を除去し飲料水にする。1分間で約5リットル、1日10時間で約3トンの飲料水を作ることが可能だ。川や湖沼といった魚などが生息する水源のほか、浅い井戸やプールなどの水も飲料用に浄化できる。

 同社は現地の自転車組み立て会社にフィルター以外の生産を委託し、今年3月までに10台の試作品を製造する予定。その後、完成した試作品を試験的に低所得者に貸し出し、装置で作り出した飲料水を地域住民に販売する事業モデルの確立を目指す。

 日本ベーシックは、長時間の運用が可能で水源にも自転車で行ける同装置がインフラが未整備な国々での飲料水確保に有効と判断。同装置を使った飲料水販売も失業対策に効果が高いとみて、現地のNPO(民間非営利団体)などと連携して事業展開に乗り出すことにした。

 インドやパキスタンなど周辺アジア諸国も水道インフラの整備が遅れているため、バングラデシュと同様の水問題を抱えている。

 勝浦雄一社長は「バングラデシュで事業モデルの確立を急ぎ、周辺諸国への事業領域拡大を目指す」考えだ。





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