イベント
28th 2月
2010
2/26に行われましたLiving in Peace 主催国連フォーラム「私の提言」セミナーに参加して参りましたので、
ご報告いたします。
テーマは「最高のコストパフォーマンスを達成するMFIの調査システムを」でした。
スピーカー:慎 泰俊氏 (Living in Peace 代表)
慎さんのご提言につきましては、こちらをご覧ください。
【内容】
慎さんが自らのご提言を紹介(約30分)。
その後、会場との質疑応答が行われた。その模様を抜粋してご紹介いたします。
・慎さんが現在の活動を始められた原体験をどのようなものか?
⇒在日コリアン社会には富が偏っていることに気付き、また社会の不条理を変えたいと考える。社会構造を変えるために金融の仕事に就く。今の仕事で社会を変えることに疑問を抱き、仕事の傍ら活動を始める。
・大手のMFI(Microfinance Institution )に寡占されていることは悪いことなのか?
⇒本当に素晴らしい理念をもったMFIが独占するならば良い。ただ人間は完全ではない。さらに、経済学の観点から言えば、寡占は全体の効率を下げる可能性が高い。そして顧客にとって不利な融資条件となりうる場合に、それを停める抑止力が弱まり、イノベーションを妨げることにもつながるだろう。
・これから作られるモデルをオープンソース化して誰でも利用できるようにするおつもりか?
⇒我々はそもそもパートタイム型のNPOであり、組織自体もオープンソースと似ている所がある。もちろん確立されたモデルはオープンソースにするつもりだ。
・ 現在は現地において、男性にも融資を行っているとお聞きした。グラミンは女性に融資するという方針だが、どうして貴団体は、男性にも融資をするのか?
⇒ 男性にだって、勤勉でまじめな人もいる。(笑)all or nothing ではない。事実にはグラデーションがある。
・具体的にどんなオペレーションをしているのか?
⇒ビジネス教育はしていない。本当にやらなければならないことは当の本人は良く分かっている。ただ金利教育を行っている。
・マイクロファイナンス業界に今後流れるお金はどうなるか?
⇒将来的に増えるだろう。やがては、普通の投資対象として認められるのではないかと考える。
・マイクロファイナンスが社会的にどれくらいインパクトを与えているのか?
⇒ 社会的インパクトの測定は難しい。融資後もモニターすることにコストもかかり、そもそも借りた人と借りてない人を比較することもできない。借りた人はすでにバイアスがかかっているからだ。
・マイクロファイナンスはサラ金になりうるのか?
⇒なりうると思う。経済が一定の成長段階に達すると、マイクロファイナンスといったものが出てくる。かつての日本の頼母子や無尽がその例だ。そもそも金融サービスは中立的なもので、全てが良い意志に導かれるとは限らない。だからこそ、正しい方向へ導くような仕組みをつくるということが大事なのだと考える。
関連する記事
View Comments
26th 2月
2010
ミュージックセキュリティーズ株式会社のセミナーへ参加致しました。
このような動画も共有いただく。マイクロファイナンスへの取り組み。
以下、プログラム。
第1部 途上国の貧困削減を目指すマイクロファイナンスとソーシャル・ビジネス
・「マイクロファイナンスと貧困削減投資ファンド「カンボジア2」」
杉山章子(ミュージックセキュリティーズ株式会社)(20分)
・「グラミン銀行と日本をつなぐ―立教グラミン・クリエイティブ・ラボの試み」
見山謙一郎さん(立教大学AIIC特任准教授、立教グラミン・クリエイティブ・ラボ副所長)(30 分)
第2部 社会的課題を解決する事業
・「「100年の森」を育てる共有の森事業」(仮)
竹本吉輝さん(株式会社トビムシ代表取締役)(20分)
・パネルディスカッション
「ソーシャルビジネスを考える ―グラミン銀行と日本の地域の事例から学ぶこと」
パネリスト:見山謙一郎さん
パネリスト:竹本吉輝さん
ファシリテーター:杉山章子
気になったので、Googleにてキーワード分析。
グラミン銀行創設者ムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を
受賞したのが2006年10月。
BOPビジネス元年と言われるのが
2009年。
生活向上に資するBOPプロダクトの背景にも、マイクロファイナンスの力が働いているケースも多い。
BOPというキーワード同様に、マイクロファイナンスも今後注目していきたい。
関連する記事
24th 2月
2010
2/20に行われましたソシモサロンにて、当初の予定を上回る、とても多くの方々にご参加いただきました。
ソシモサロン当日の概要をお伝えいたします。
【白木さんのトークショー】
<内容>
・「輝く人と、世界のために」という理念を掲げている。
・ものづくりで課題を解決できる。
・エシカルとは環境や社会、生産過程、労働条件に配慮するということ。
・製品に関わっている人たちが本当に幸せなのか?を大切にしたい。
・再生プラチナやリサイクル素材、フェアトレードの金などを使って、ジュエリーづくりをしている。
・お客さんにはただジュエリーを買ってもらうだけでなく、その素材を調達した国を知ってもらいたい。
そのために、国の特徴などをデザインに落とし込む。そして製品の裏側まで愛してもらいたい。
・良い素材のジュエリーを作るのではなく、ジュエリーによって労働問題、環境問題、地域紛争などの課題を解決したい。
・HASUNAは消費者に啓蒙し、宝飾業界を変えていきたい。
【次に、白木さんのソシモグラフをご紹介し、ご経歴をたどりました】
・短大時代に国際協力に目覚められ、留学して開発学を学ぶ。
・インドのアンタッチャブルズが暮らす村を回り、彼らが抱えるものは課題だらけであり、何からやったら良いのかわからないほどの現状を見る。
・NGOの活動も素晴らしいが、社会構造を変えたいと思い、国連でインターンをする。
・現場で活動されている方々の姿に感銘を受けるが、援助に関わっている人は世界全体の1%に過ぎない。
・残りの99%の人々はビジネスをやっている人々で、これらの人たちを変えたいと考える。
・ビジネスを学ぶために投資ファンドに勤め、ひたすら休みなく働く。つらい仕事ではあったが、世界を変えたいというモチベーションに支えられた。
・母の影響でファッションに興味をもっていたこと、当時話題になった『ブラッド・ダイヤモンド』などを通して、ジュエリーで何かできるのではないかと考え、事業を始める。
白木さんのご経歴の中で一貫しておられたことは、
「常に自分の目で見ることを大事にされ、現場へ行くこと」「まず目標を立て実行すること」
【質問タイム】
・想いに対して、なぜ行動を続けられるのか?
⇒意地になっている部分もあるが、途上国での原体験が大きい。また目標があって何かしていないと落ち着かない。
・なぜNPOではなく、株式会社を立ち上げられたのか?
⇒NPOの方が多くの人を巻き込めたかもしれない。ただ、一般企業がエシカルなものを作ってやっているというのを見せたかった。そして他の会社もまねできるようにしたい。
今は株式会社として事業を回すことが第一。事業が回り始めたら、他の企業がモノづくりをしていく為のお手伝いや、ミッションの普及に努めたい。
そのためにNPOを立ち上げるかもしれない。
・どうやって販路を見つけて構築したのか?
⇒世界中に日本人はいて、そういった人たちと個人でのつながりを作ることが大事。
また販売チャネルがないと、モノを作る会社はつぶれてしまう。どんなに良いモノを作っても、理念を伝える営業やPRできなければ意味がない。
百貨店等には、とりあえず一週間という形で置いてもらっている。
・お客様にものに込められた思いをどう伝えているか?
⇒販売員にも理念を伝える。
マダムはジュエリーを買う時に、社会貢献を求めない。そこで、迷われているときの最後のひと押しとして、理念を伝える。
・現在既得権益層が関わっている所に、どうやって切り込んでいくのか?
⇒我々が取り組んでいる問題に対して関心を持っている人は多い。今起こっている動きの中にHASUNAも入っていって、仲間をどんどん増やしていきたい。
【ワークショップ】
①エシカルとはどんなものかイメージであるか?
各グループから出た、エシカルのイメージは以下の通りでした。
・本来のすがたに戻る
・消費者、現地生産者、企業の三方よし
・人とつながっている
・持続性を重視する
・人間らしさ、人間味のある
・みんなが納得するプロセスである
・愛がある
・相手を思いやる
・Win-Winシチュエーション、お互いにハッピー
・自分がやられて嫌なことはしない
②ジュエリーがつくられるまでの過程を描き、その過程の中でどんな問題が生じているか?
各グループが生産から販売に至るまでに生じていると考える課題は、以下の通りでした。
<生産>
・鉱山を採掘するための人探し、そもそもそんなに多くの労働者がいるのだろうか?
・鉱山を調査するにあたり身の危険性がある
・鉱山の利権争い、反政府組織の存在、武器との交換
・低賃金・長時間労働、児童労働
・環境破壊
・作業時の手荒れ
・自分たちがどういった状況にあるのかという情報の欠如、教育の問題
・オーダー通り加工できるのか?技術不足
・一方で技術の押しつけは現地の伝統や文化を崩してしまうのではないか?
<流通>
・運送の過程で海賊にあうのでないか?
・燃料を消費し、多くのCO2を排出、エコでない。
<販売>
・製品自体のブランド力がない
・市場価格変動の影響でジェリーのような一次産品は経済的影響を受けやすい
・過剰包装
・エシカルジュエリーを売るために販売員が重労働になる
⇒ワークショップ全体として、ジュエリーという製品の裏側にあるストーリーに想いを巡らせ、
そこに関係する全ての人々が幸せになるためには、どうすれば良いかを話し合いました。
私たちは普段の生活の中で、
店頭で売られている商品がこれほど多くの問題を孕んでいるかもしれない、ということを考える機会はないと思います。
このような事実を知り、私たちの生活の行動を少し変えるだけで、遠い国で起きている悲しい現実に対する解決のお手伝いができるのかもしれません。
ジュエリーに限らず、目の前にある製品の裏側にあるストーリーを想像し、そこに関わる人々みんなが笑顔になれるように、
小さなことからでも始めていこう、サロン終了後にはそんな気持ちを抱くようになりました。
ご登壇頂いた白木夏子さん、また当日長時間にわたりご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。
皆様にとって当サロンが、新たな気付きを得る場として、そして新たな出会いの場として、少しでもお役に立てたのであれば、この上なく幸いでございます。
これからもよりソシモサロンが良き場を提供できるよう努力して参ります。またのご参加をお待ちしております。
関連する記事
12th 2月
2010
第11回ISL社会イノベーター・フォーラムに参加して参りました。
以下講演内容を簡単にまとめましたので、ご参照ください。
主催:特定非営利活動法人アイ・エス・エル(ISL)
プログラム
19:00~19:10 フォーラム開始、イントロダクション
19:10~20:40 デービッド・グリーン氏 ご講演
20:50~21:50 質疑応答
21:50~22:00 まとめ
【スピーカー】デービッド・グリーン氏(オーロラボ社、プロジェクト・インパクト代表)
・1992年オーロラボ社を設立、発展途上国で初めて、人工水晶体レンズ、手術用縫合糸、医薬品、メガネを貧困層にも 届く価格での生産を開始。特に水晶体レンズについては、109カ国に販売を行い、世界のマーケットシェアの8%を誇 る。現在は、誰にでも手が届く価格での補聴器を製造・販売する社会的企業の立ち上げを準備している。
・医療器具の製造に加え、グリーン氏は貧困層にも受信可能な診察料で、持続可能かつ低価格で質の高い眼科医療の 提供も支援している。年間30万人への施術実績のある世界最大の眼科医院であるアラビンド眼科病院で初めてこの支 援を開始。世界中で失明する人の多くは、白内障が原因であることから、貧困層にも利用可能かつ、低価格な診療・手 術を提供している。
<所得階層によって異なる価格体系>
・病院のユニークなところは、病院にやってくる人の3分の1は無償、もう3分の1は実費の3分の2を、最後の3分の1は実 費以上の値段を支払う仕組みになっている。
・患者が異なる価格設定を自ら選び、指定された病院へ行き手術を受ける。病院によって、待合 室などの質が異なり、 高い治療をうけられる病院はよりプライバシーが確保されている。
・しかし、重要なことは、外科手術はみんな同じ質を受けられるということ。
<徹底した製造コストの削減>
・グリーン氏は今まで寄付によって賄われていた人工水晶体レンズを、元の製造する企業の製造過程を徹底的に検証す ることで、300ドルで生産していた製品を5ドルで作れると計算した。
・このような製造過程の検証には、多くの技術者や実際にその企業で勤めていた人たちの協力が必要。
・多くの大企業は、現在販売している製品と質的に同じものを、途上国で低価格で販売することで、先進諸国の消費者か ら批判を受けることを恐れている。
・しかし、そうではないのだ。企業のコア・コンピタンスはプロダクトの差別化や価格の差別化に役立てるべきで、こ のような低価格の製品を途上国で売ることはPRという意味でも優れている。
<価格競争>
・患者がどれくらいの金額を払えるのかを考え、そこから生産コストを逆算して計算する。
・価格というものが医療を受けるための障害になってはならない。
・コスト構造を徹底的に分解すれば、思ったほど製造コストがかからないことが分かる。
・製品・サービスの提供件数が増えれば増えるほど、価格も下げることができる。
・そして低価格競争の中でも利益は十分ある。
・今や世界マーケットの85%を占める大手企業でさえ、業界の価格をコントロールすることはできない。⇒競争関係を変 えるのに、価格は武器となる。
EX)エジプトの病院で、高額な医療を提供する部門において採算が取れていなかった。
⇒そこで、無償で医療を提供することを始めた。
⇒「私たちは、地域社会を気にかけている」ということが伝わると、高額で提供する部門の患者も増え、採算が取れるように なった。
⇒人々の為に何かすることは、利益につながるということ。
<社会的企業>
・オーロラボで得られた利益は事業の投資に使われる。
・自分がやっていることは社会的だとは思っていない。ただ手頃な価格で良いものを提供すること、低所得者にも ニーズはあり、それに応えるだけだ。Ex)通常2万5千ドルの補聴器を700ドルで作る。
・さらに、医療従事者が圧倒的に少ない途上国では、ソフトウェアを用いて技術者でなくても、補聴器の調整ができるよう にしている。
・企業が持つコア・コンピテンシーを、いかに持続可能なビジネスに振り向けていくかが重要。
【質疑応答】(会場の質問⇒グリーン氏の応え)
<先進国の医者は高い給料を得ている。アラビンドで働く医者にはどれほど給料を払うのか?>
⇒高水準の給料を払っている。最も高い価値を生み出している人に高い賃金を払うのだ。
<低価格な製品を売ることで、従来シェアを占めていた高額な製品を売る企業の社員の生活の質が落ちてしまうことをどう お思われるか?>
⇒良い質問だ。しかし、大手企業が認識すべきことは、そのうち他者がより低価格な製品を開発するということだ。いかに 現状維持するのかでなく、いかにして競争に生き残るかが重要だ。
<異なる価格設定の中で豊かな人が低価格で手術を受けようするのでは?(ズルする人がいるのではないか?)>
⇒ ・私たちはズルする人を歓迎している。
・そして実際は「豊かな人は貧しい人と一緒にいたくない。同じ病院で治療を受けたくない。」 という心情が 働き、ズルをする人は少ないのだという。
・残念ながら、経済的な力で階級社会が出来上がっており、我々はそれを利用している。消費者の風土・心理を 知ることで、彼らの納得する値段設定につなげることができる。
・補聴器に関しては、インドで貧困層に政府からカードが給付されていて、それを持っていれば、0~60ドルで補聴 器を購入できる。
⇒主たる目的は、身体的理由からの障害を除去することで、そのような他者への奉仕の気持ちを持てば、好意 的に受け取られ、質の良いものを提供しさえすれば、事業は継続するものだ。
<政府としてBOPビジネスに融資をする決意があるのだが・・・>
⇒ ・私たちもフランス政府や韓国政府から融資を受けた。
・BOP層にリーチするためのファンドが必要だ。そして、民間投資家が参加できるように政府がテコとしてできるこ とがある。
・日本政府が始めにグラントを払うことで最初のロスの緩衝材をつくれる。日本政府の1千万円が後に9千万円の投資 を呼び込むこともできるのだ。
<初めて低価格の製品を開発した時の他社からのプレッシャーはなかったのか?>
⇒ ・多くの人々が外的要因(競合他社等)を一番困難な要因と思っている。しかし、最大の困難は内部にある。
・一番大事なのは、企業のガバナンスをいかにコントロールすることである。つまり自らが掲げた社会的ミッ ションにいかに忠実でいられかが問われる。
・私も当時本当に反対された。結局人と人との対立なのだ。
<資金用達について>
⇒ ・資金調達にあたっても、自社のミッションに忠実な投資家に参加してもらうことが大事。
・初期の段階での投資は低リスクで集めやすい。販売実績があるときも低リスクの為、投資を集めやすい。難しいの は、事業のスケールアップのための資金調達である。
・そして、投資家にとっての撤退をどうするか?流動性をどう確保するかが課題だ。
<感想>
「常識的に見れば」利益が上がらないようなものを、強い意志で事業化されているグリーン氏の言葉全てに説得力があり、魅力を感じた。いかに自らが掲げたミッションに忠実であるか、これは企業のあり方だけにとどまらず、私たちの身の振り方すべてに問わなければならないと感じた。
関連する記事
12th 2月
2010
SOCIMO SALON Vol.7を2/20に開催いたします!!
サロンでは毎回「社会に何かアプローチしたい」という気持ちを持ったアクティブな方々にお集まりいただき、
お招きしたゲストの方のお話を聞き、新たな気付きを得る場を提供させて頂いております。
今回は、「エシカル・ジュエリー」の製造・販売を実際の事業として行われている、株式会社HASUNAの白木夏子さんをお招きします。
「エシカル・ジュエリー」? 何のことかわからない・・・「エシカル」?なんじゃそりゃ?
そう思われた方、ぜひ今回のサロンにご参加ください!
今回のサロンの目的は、「エシカル」という言葉に隠された意味を皆さんで明らかにして頂き、「エシカル」という言葉に代わるものをみなさんに考えて頂こうと思います。
「エシカル」という言葉、実際に欧米では、「エシカルファッション」や「エシカルコンシューマー」という言葉で用いられているそうです。
ではなぜ「エシカル」という言葉が、日本であまり知られていないのでしょうか?
おそらく、フェアトレード、CSRといった概念が欧米ほど日本では、盛んに語られないことと無関係でないと思います。
ジュエリーは、採掘された原石がそのまま海外に輸出され、研磨・カットされて製品化されます。その製品化されたものを私たちは購入しています。
しかし実は、原石自体はとても安価な値段で取引されているのです。そのため、原石の採掘に関わる人々は、その労働に見合う対価を得られることができず、貧困からなかなか抜け出すことができないのです。
そんな製品の裏側にあるストーリーを、普段意識することはあるでしょうか?
白木さんは、ジュエリーの製造・販売の過程において、搾取や児童労働がないものを扱い、ジュエリーに関わる全ての人々、つまり生産者から身につける人まで含めた全員が、笑顔で幸せになれるように、とお考えになり、自ら事業を立ち上げられました。
トークショーでは、白木さんに「エシカル・ジュエリー」に込める思いや、実際に思いを事業へとつなげていく上での困難などを様々なことをお話して頂きます。
そしてその後、ワークショップにうつり、商品の裏側にあるストーリーを考え、私たち消費者の存在を問いなおしてみたいと思います。そして、皆さんが考える「エシカル」を明らかにして頂き、新たな「エシカル」に代わる言葉を考えて頂きます!
もしかすると、皆さんが考えだしたその新しい言葉が、今後日本の中で広まっていくかもしれません!!!
サロンは人と人をつなぐ場でもあり、様々なバックグラウンドを持った社会人や学生の方々が参加されることで新たなネットワークを築くこともできます!
ワークショップ終了後には、交流会または、皆さんとそのままご一緒に飲み会を行いたいと考えております!!
楽しい時間を過ごせること間違いなしです!!ぜひご参加ください!!
サロンのお申し込みは以下のURLからお願い致します。
すでに多くの方々がお申し込みされています。ご興味のある方はお早めにお申し込み願います。
http://npocause.org/category/news/
詳細
日時:2月20日(土)14:00-18:00
場所:海洋船舶ビル10階(地下鉄銀座線「虎ノ門駅」4番出口徒歩1分)
住所:東京都港区虎ノ門1-15-16参加費:3,000円 (学生の方2,000円、学生証をお持ちください)
募集人数:30名程度
主催:株式会社Granma Cause Project ×CANPANプロジェクト
ゲストプロフィール
株式会社HASUNA代表取締役
白木夏子さん
1981年鹿児島生まれ、愛知育ち。2002年から英ロンドン大学キングスカレッジにて、発展途上国の開発について学ぶ。卒業後は国連人口基金ベトナム・ハノイ事務所とアジア開発銀行研究所にてインターンを経験し、投資ファンド事業会社を経て2009年4月HASUNA Co.,Ltd.設立。同社代表取締役就任。現在、Ethical(環境や社会に配慮をした)なジュエリーブランドを中心とした事業を展開。
関連する記事
5th 2月
2010
私たちはよく机上で発展途上国の抱える問題を議論してしまいがちですが、
なによりも現場を見なければ答えは見つからないのでしょう。
しかし、発展途上国の問題に関わりたいという意欲はあるものの、日本に暮らす人々にとっては現場に行くのは仕事の兼ね合いや資金的にも難しいところがあると思います。
私たちの日々の日常の中に少しでも世界のことについて思いを馳せる時間をつくってみませんか?
現在、studio AFTERMODE所属フォトグラファー/ジャーナリストの安田菜津紀さんが
カンボジアにあるHIV感染者の家族が住む村に行き、取材されたものを写真展にて、公開されています。
以下写真展の詳細を記事より抜粋
都市化や開発の陰には、その歪みに飲み込まれてしまう人たちが居ます。
それは、日本にとっても例外ではありません。
今、まさに都市化の波の中で、人知れず耐えているカンボジアの「HIV村」の人たち。
彼らの生活に、思いに触れることで、忙しさに飲まれ、忘れてしまいがちな、
大事な何かに気付くような機会になれば、と思っております。
是非、お立ち寄りくださいませ。
詳細URL:http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2010february/gallery_a_100202.html
会場 : コニカミノルタプラザ ギャラリーA
東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F(TEL:03-3225-5001)
JR新宿駅東口・地下鉄丸ノ内線A7出口から徒歩1分
http://konicaminolta.jp/plaza/
日時 : 2010年2月2日(火)~2月12日(金)無休
10:30~19:00(最終日15:00まで)
料金 : 入場無料
関連する記事
3rd 2月
2010
みなさん、
『CSR推進NGOネットワーク』というのをご存知ですか?
世界の「貧困と開発」問題の解決に寄与するために、
NGOと企業が互いに理解し合い、より効果的なCSR活動が促進されることを目指して
2008年4月に結成されたネットワークのことです。
企業とNGOがタッグを組むことで
情報交換・啓発運動などが活発になり、また互いの強みを活かせることで、
地球規模の課題にもより効果的にアタックできるのです!
そこで2月12日(金)に開催される
「企業と国際協力NGOの連携 シンポジウム ―世界を変えるベスト・カップリングとは―」
のお知らせです!
このシンポジウムでは
BOPビジネス、CRM(Cause Related Marketing)、CSR調達
の側面から、事例を通して企業とNGOの連携の今とこれからを考えます。
また、『CSR推進NGOネットワーク』がまとめた
「企業と国際協力NGOの連携基準ガイドライン」が初公開されるそうです。
<シンポジウムの中で紹介される事例>
NO.1「ウガンダ産オーガニックコットンを通じたCRM活動」
Presented by ハンガーフリーワールド
リー・ジャパン株式会社
NO.2「本を通じたCRM連携」
Presented by シャンティ国際ボランティア会
ブックオフコーポレーション株式会社
NO.3「多様なセクターとの連携による途上国での栄養改善活動」
Presented by 味の素株式会社
1に【農業】、2で【教育】、3では【食糧】と
3つの分野でのアプローチについてお話を聞くことができます。
申し込み締め切りは2月4日(木)です!
お早めに!
※詳しくはこちら
関連する記事
26th 1月
2010
昨年経済産業省が公表した2008年度のエネルギー需給実績では、エネルギー起源のCO2排出量は、対前年度比では6.7%減少している一方、1990年度対比では7.4%増加しており、依然として京都議定書で定められた達成目標には程遠い現状です。
一方、日本の科学技術は世界トップレベルにあり、それらが地球温暖化問題を解決するために資することができると期待されています。そしてまた現在、環境と経済活動の両立という課題は、大きなビジネスチャンスを生むものと考えられてもいます。
『ENEX2010 第34回地球環境とエネルギーの調和展』では、
日本の最新のエネルギー技術や関連技術情報、製品等が紹介されます。
私達が将来の世代に何を残せるのかを考えながら、そして有益な情報収集の場として参加してみてはいかがでしょうか?
イベント概要
2010年2月10日(水)~12日(金) 10:00~17:00
東京ビッグサイト 西1、2ホール 【主催】 財団法人省エネルギーセンター
詳細は右記URLにてhttp://www.enex.info/index.html
関連する記事
25th 1月
2010
途上国にかかわらず、【医療】の問題は仕事の喪失や命の危険を伴う深刻なもの。
貧困層の抱える医療問題を見てみると、
HIV/AIDSへの感染、結核やマラリア、妊娠・出産、聴覚障害・視覚障害、五体不満足 など
挙げればきりがないほどです。
実際にこのような現状を、肌で感じてきたオーロラボ社のデービット・グリーン氏が
2月8日(月)19:00より行われるイベント【BOPビジネスによる途上国医療への挑戦】においてお話いたします!
(主催:ISL)
インドで白内障の人が、高価な水晶体レンズを購入できずに失明に追い込まれる
といった苦しい現状を見てきたグリーン氏。
そこで、収入の少ない貧困層の人でも購入ができる低価格のレンズを生産する技術を確立させます。
【医療】というしぼった分野からBOPビジネスを考えてみることで
BOPビジネスの意義やプロセスが1つの物語としてわかりやすく理解できるはず!
ぜひ、みなさんも足を運んでみてはいかがですか?
関連する記事
21st 1月
2010
BOPビジネスをするにあたって、企業とNPO,NGOなどの
支援団体との結びつきは、いっそう強くなると考えられています。
ただ単にファンドレイジング(資金調達)をする為だけでなく、
企業側に支援内容を深く理解していただき、共に問題解決に取り組んで
いけるような協力関係になることが、BOPビジネス成功の鍵です!
そこで、ファンドレイジングをテーマとした大イベントが、
日本ファンドレイジング協会によって、2月6~7日の2日間に渡って開催されます。
「ファンドレイジング・日本2010~共感と感動の循環、始まる~」
値段が少々高めですが、4箇所同時開催で23種類のセミナーから
幅広い分野のファンドレイジング成功事例&ノウハウを学ぶことができます。
興味のある方は、是非この2日間で
win-win関係を構築できるファンドレイジングをマスターしてみましょう!



