10
11月 10

“Solar Energy” to Change the World (1)

本日、カンボジア人のLeapさんと共に、NPO法人Table For Two社会人サポーターによるVegeTABLE FOR TWO、ソーシャルビジネスに取り組む株式会社日比谷アメニス、世界を変えるデザイン展実行委員会によるコラボレーションイベント、世界を変えるバーベキューに行ってきました。 More…





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19
4月 10

続編「貧困を解決する技術とは?」~シューマッハ―の思想~

E・F・シューマッハの著作『スモール イズ ビューティフル――人間中心の経済学――』は「貧困を解決するためにどうすればよいか?」を考える上で必ず、読んでおきたい本である。

前回ご紹介したように、シューマッハーは貧困を解決するための大前提を、「雇用」において論じている。(詳しくはこちらをご参照ください)。

「開発政策の中心課題は、職がないので・・・単に消費者にとどまっている人たちに仕事の機会を与えることなのである。雇用がすべての大前提なのである。怠けている人間はなにものも生産しないが、貧しい道具しか持ち合わせない人でも、生産にプラスの貢献はできる・・・。」

それでは前回の引き続きとして、彼が提唱する中間技術とは何であるかをご紹介する。
まず、中間技術を象徴的に説明しているのが以下の文であろう。
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29
3月 10

「貧困を解決する技術とは?」~シューマッハ―の思想~

E・F・シューマッハー、彼の論文を集めた著作『スモール イズ ビューティフル ―人間中心の経済学―』(講談社学術文庫、1986年)は、現代の私たちの社会にも通ずる、多くの示唆を富んだメッセージを投げかけている。
50年以上も前に唱えられたシューマッハ―の思想は貧困、特に世界人口の大半を占める農村での貧しさという問題に対して解を提示する。その解のキーワードは「中間技術」である。

彼の興味深い主張を、数回に分けて紹介していきたい。
今回は、なぜ「中間技術」が必要なのかをまとめてみる。

まず、シューマッハ―は貧困の主たる原因を以下のように説明する。

「いわゆる発展途上国の多くで見られる貧しい人たちの典型的な状態とは、どういうものかと言えば、それはつぎのようになろう。まず、仕事を見つけるチャンスがない。だから、悲惨な状態から逃れられない。・・・大部分は土地を持たず、また持てる見通しもない。だから、大都市に流れていく。だが、大都市に仕事があるわけではなく、もちろん住む家もない。それでも群を成して流れ出ていくのは、仕事を見つけるチャンスがゼロの農村よりも、まだ都会の方がましに見えるからである。」

では農村からやってくる出稼ぎ労働者を雇用できるほどの産業を都市で生み出せれば良いのだろうか?シューマッハーは次のように言う。

「大都市では新しい工業をおこし、それに経営者と労働者を配置し、金融と販路を付けて軌道に乗せるのがごく容易だが、大都市だけで開発が進められている限りは、大都市以外の地域における生産(農業は除く)は、新興の工業との競争に敗れて壊滅し、失業が増え、受け入れてもくれない町へ貧しい人たちがますます流入することになる。「相互破壊現象」には歯止めが利かなくなる。」

なるほど、ではシューマッハーが説くオルタナティブな産業とは何だろうか?
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21
3月 10

「逝きし世の面影」とリサーチ手法 その1

大河ドラマで「龍馬伝」が放映され、高知では「土佐・龍馬であい博」がおこなわれるなど、坂本龍馬をきっかけに明治維新前後の日本に再びスポットライトが当たっている。

中学校で習う歴史の授業では江戸時代後期~平成までは急ぎ足で駆け抜けるため、近代史を深く学ぶ機会がない。「和魂洋才」の意味を覚えはしたが、深い意味は知らない。そして、当時の政治的・経済的背景は教わりはするが、どのように生活が変わり、文化が変わってしまったのかは教科書や授業だけでは教えてもらえない。(現代との比較に驚いたり、進歩のスピードに驚く程度である)
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15
2月 10

枯れた技術の水平思考とBOP向けプロダクト開発 -2-

先日、「枯れた技術の水平思考」を紹介しましたが、先日のエッセンスをまとめると以下の3つと考えられます。

1.先端技術ではなく、使い古された「枯れた技術」を活用し、価格を落とす
2.枯れた技術に水平思考によるアイディア・新たな発想を加えて、商品を企画する
3.ユーザーのニーズを飛び越え過ぎず、機能をそぎ落とす必要がある
4.技術者に本当のニーズを伝える感覚に優れたインターフェースが必要である

ここから少しづつ、BOPビジネスの製品開発について、考えます。

「スモール・イズ・ビューティフル」の著者エルンスト・フリードリヒ・シューマッハ
が著作の中で「中間技術」との記載した、今では「適正技術」と呼ばれている
用語がある。
「適正技術」
その技術の受容者であるコミュニティの環境、文化や習慣、社会経済的背景
などに配慮した技術

「世界を変えるデザイン」にも、適正技術(アプロプリエートテクノロジー)に
ついて解説があるので、引用させていただく。

シンプルで低価格、生産・販売がしやすく、差し迫ったニーズを満たす
技術


そこで、これを上記の「枯れた技術の水平思考」のエッセンスと対比してみる。

1.先端技術ではなく、使い古された「枯れた技術」を活用し、価格を落とす
→低価格、生産・販売がしやすく
2.枯れた技術に水平思考によるアイディア・新たな発想を加えて、商品を企画する
→差し迫ったニーズを満たす技術
3.ユーザーのニーズを飛び越え過ぎず、機能をそぎ落とす必要がある
→シンプルで
4.技術者に本当のニーズを伝える感覚に優れたインターフェースが必要である
→特になし

多少、無理はあるが参考にはなるのでは、ないだろうか?

また、BOPビジネスのプロダクト開発に必要となってくる要件として
以下の3つが考えられる。
1.手頃な値段
2.小型化
3.拡張性(サステナブル性、横展開)

また、その際のガイドラインをIDEのポール・ボラック氏を参考にしてまとめる(世界を変えるデザインより引用)
・道具に厳しい減量を課す
・余剰性は余計なものと考える
・歴史をさかのぼるデザインで前進する
・最新素材で古いユニットをアップデートする
・継続的に拡張できるものにする

安易すぎるかもしれないが非常に「枯れた技術の水平思考」と考え方が似ている。

ここで、「枯れた技術の水平思考」の4番目のエッセンスに掲げた
「感覚に優れたインターフェース」であるが、「デザイナー」という役割
に当たると、そのような仮説も成り立つのではないだろうか。





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