19
4月 10

続編「貧困を解決する技術とは?」~シューマッハ―の思想~

E・F・シューマッハの著作『スモール イズ ビューティフル――人間中心の経済学――』は「貧困を解決するためにどうすればよいか?」を考える上で必ず、読んでおきたい本である。

前回ご紹介したように、シューマッハーは貧困を解決するための大前提を、「雇用」において論じている。(詳しくはこちらをご参照ください)。

「開発政策の中心課題は、職がないので・・・単に消費者にとどまっている人たちに仕事の機会を与えることなのである。雇用がすべての大前提なのである。怠けている人間はなにものも生産しないが、貧しい道具しか持ち合わせない人でも、生産にプラスの貢献はできる・・・。」

それでは前回の引き続きとして、彼が提唱する中間技術とは何であるかをご紹介する。
まず、中間技術を象徴的に説明しているのが以下の文であろう。
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19
4月 10

Jaipurfoot ~社会的自立へ向けた取り組み~

今回は、先日ご紹介した義足を、現地の人々に提供する団体、Bhagwan Mahaveer Viklang Sahayata Samiti (BMVSS)の活動をご紹介します。

BMVSSは患者中心の価値観・経営体系を持って活動を行っている。

具体的には、

従来、患者は義足ができるまでに何度も施設に通い、場合によっては完成までに数週間かかることもあるため、遠い場所から時間をかけて何度も施設に通うことは肉体的(足を失っているのであるから、なおさらである。)にも経済的にも厳しいものであった。
そこで、BMVSSは、患者が施設に一回訪問するだけで仕事に復帰し、自立した生活が送れるようにするため、通常4時間で患者が義足を装着することができるようにしている。

さらには、
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14
4月 10

IDE -International Development Enterprises- 小規模農業者のニーズとは?

本日から2日間に渡り、5月15日のカンファレンス関連情報、
国際開発エンタープライゼズ(以下、IDE:International Developmet Enterprise )、
そして、その設立者であるPaul Polak氏についてご紹介していきます。

※先週、当ブログにて紹介されたIDE(Industrial Design Engneering)、
 頭文字は同じですが、違う団体です。ご注意ください!!

<カンファレンス>
Understanding “Emarging Market”
現場の生態系を考え、未来をつくる企業戦略-小規模農業者の収入を10億ドル向上させてきたIDE-
日時:
5月15日(土) 14:30 -16:45
スピーカー:Paul Polak 氏(国際開発エンタープライゼズ(IDE)創設者)
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21
3月 10

ルワンダでの義足制作!ワンラブ・プロジェクト

 
みなさんは、紛争や地雷などによって足を切断してしまった人の生活を想像したことがあるでしょうか?

以前のように歩くことができない、自転車などの輸送手段を利用できない、仕事に就くことができない…

多くの「できない」が、その人の生活にのしかかってきます。

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17
3月 10

【Product】プラスチックのリサイクル活用法特集

プラスチックバックを溶かし、シート状にしたもので製品を作り出すという技術で途上国の人々の生活を豊かにするような製品が次々と開発されている。

その例として、アルゼンチンNPO団体Waste for Lifeと米国のデザイン学校の学生の協力で、プラスチックバックをリサイクル技術により、お洒落な長靴に作り変えることに成功した。

また、インドの団体conserveでも、プラスチックバックをシート状にしたものからお洒落なバックを作るという事業を行っている。

この2つの例に共通していることは、どちらの国にもプラスチックなどの利用可能なゴミを集めることで生活の費用にあてている人が存在している。
その為、プラスチックバックリサイクルからお洒落な製品に作り変えるなど、本格的に事業化されることが、そのまま雇用増加に繋がっていることである。

また、様々な色のプラスチックバックをリサイクルすることで、独特の色が出せたり、そこにデザインを加えることで、途上国で使うのみならず、先進国に輸出可能な製品まで生まれ始めていることである。

つまり、プラスチックを集めることで生活費が稼げるような途上国だからこそ、このようにリサイクル資源を積極的に集めていくことができ、このビジネスモデルが急成長を遂げる事ができたのではないだろうか?

実はプラスチックをリサイクルする技術に関しては、日本でもかなり進んでいて、製品の種類も多くのバリエーションが見られる。
下記に、日本企業の開発したプラスチックリサイクル技術により作り変えられる製品の一部を紹介する。

<衣料関連>
・白衣「エコールクラブ」(住商モンブラン株式会社)
・ポロシャツ「エコペット」(株式会社チクマ)
・ワイシャツ「BLUE LIVER」「GENTS」(フレックスジャパン株式会社)
・エプロン「リサイクルエプロン」(徳産業株式会社)
・手袋「ベルリサイクル」(カネボウ化成)

<布小物・バック>
・トートバック「AGオリジナル」(楽プリ株式会社)

<玩具>
・ぬいぐるみ「エコールクラブ」(三菱商事株式会社)

<台所用品・清掃用品>
・水切りゴミ袋「エコロジーマインド」(ネクスタ株式会社)
・バケツ「リペックスバケツ」(株式会社リペックス)

<家庭用品・園芸用品>
・塗物食器「塗物、エコ漆器、インテリア」(有言会社 素地のナカジマ)
・スリッパ「再生PET素材スリッパ」(オカ株式会社)
・限容器「マルチプレス」(ぺんてる株式会社)

<寝具・インテリア>
・カーペット「サンカレント・サンエコール・サントルテ」(株式会社サンゲツ)
・椅子「生徒用イス」(コクヨ株式会社)

<文房具・事務用品>
・名刺「エコ名刺」(株式会社東京プロダクツ)
・書類ホルダー「クリアファイル」(協和印刷株式会社)
・ハサミ「事務用はさみかんたんシリーズ」(長谷川刃物株式会社)
・ボックス類「LIONボックスファイル・ブックスタンド」(株式会社ライオン事務器)

<その他>
・ネット「エコ・カラスネット」(東洋紡積株式会社)
・あき容器回収ボックス「トラッシュペール」(株式会社リッチェル)
・土木・建築資材「コンクリート養生マット養生くん」(東亜紡積株式会社)

このように、日本ではプラスチックから、幅広い製品を作り出す技術が多く存在している。
この技術を途上国で応用していくことで、雇用増加と途上国ならではのアイディアが加わり、また新たなモノと生み出せる可能性を秘めている。





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