Posts Tagged ‘design’

15th 2月
2010
written by yamamoto

先日、「枯れた技術の水平思考」を紹介しましたが、先日のエッセンスをまとめると以下の3つと考えられます。

1.先端技術ではなく、使い古された「枯れた技術」を活用し、価格を落とす
2.枯れた技術に水平思考によるアイディア・新たな発想を加えて、商品を企画する
3.ユーザーのニーズを飛び越え過ぎず、機能をそぎ落とす必要がある
4.技術者に本当のニーズを伝える感覚に優れたインターフェースが必要である

ここから少しづつ、BOPビジネスの製品開発について、考えます。

「スモール・イズ・ビューティフル」の著者エルンスト・フリードリヒ・シューマッハ
が著作の中で「中間技術」との記載した、今では「適正技術」と呼ばれている
用語がある。
「適正技術」
その技術の受容者であるコミュニティの環境、文化や習慣、社会経済的背景
などに配慮した技術

「世界を変えるデザイン」にも、適正技術(アプロプリエートテクノロジー)に
ついて解説があるので、引用させていただく。

シンプルで低価格、生産・販売がしやすく、差し迫ったニーズを満たす
技術


そこで、これを上記の「枯れた技術の水平思考」のエッセンスと対比してみる。

1.先端技術ではなく、使い古された「枯れた技術」を活用し、価格を落とす
→低価格、生産・販売がしやすく
2.枯れた技術に水平思考によるアイディア・新たな発想を加えて、商品を企画する
→差し迫ったニーズを満たす技術
3.ユーザーのニーズを飛び越え過ぎず、機能をそぎ落とす必要がある
→シンプルで
4.技術者に本当のニーズを伝える感覚に優れたインターフェースが必要である
→特になし

多少、無理はあるが参考にはなるのでは、ないだろうか?

また、BOPビジネスのプロダクト開発に必要となってくる要件として
以下の3つが考えられる。
1.手頃な値段
2.小型化
3.拡張性(サステナブル性、横展開)

また、その際のガイドラインをIDEのポール・ボラック氏を参考にしてまとめる(世界を変えるデザインより引用)
・道具に厳しい減量を課す
・余剰性は余計なものと考える
・歴史をさかのぼるデザインで前進する
・最新素材で古いユニットをアップデートする
・継続的に拡張できるものにする

安易すぎるかもしれないが非常に「枯れた技術の水平思考」と考え方が似ている。

ここで、「枯れた技術の水平思考」の4番目のエッセンスに掲げた
「感覚に優れたインターフェース」であるが、「デザイナー」という役割
に当たると、そのような仮説も成り立つのではないだろうか。





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29th 12月
2009
written by admin

デザインの現場 2008年6月より
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%A0%B4-2008%E5%B9%B4-06%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B0019EUK3S

いい言葉がいくつかちりばめられていたので、抜粋しました。
NYで開催された作品展の意義、作品の選択基準などが書かれていました。

【作品の選択基準】

・問題の解決を第三機関の介入だけに頼っていないこと

・現地の産業活性を促すためのプロジェクトや地域で実質的に、生産、販売可能なプロダクト

・灌漑、浄水、医療、教育などにたいする効果的なプロポーザルが、必ずしもプロのデザイナーによるものではない

・モノを供給するだけでは問題解決になりません。大切なのはプロアマの別ではなく、さまざまな境界を越えて意識を共有すること。その現状に目を向けるだけでも、自身の存在意義や活動領域の新しい可能性が見えてくると思います。
byシンシア・スミス

・エンドユーザーの声を聴き、デザイナーらしい独創的かつシンプルな解決策が提案できれば、貧困層の生活を改善するだけでなく、彼らの命そのものを救う事だってできる。

その他参考:IDE趣旨「ローコストによる救貧」
http://www.ideorg.org/





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27th 12月
2009
written by admin

・IDEO Human Centered Design Tool Kit
デザインリサーチ、デザインコンサルティングファームで有名なIDEOが行っているNPO/NGO向けプロジェクトに利用するためのハンドブック。
ハンドブック:URL:http://www.ideo.com/images/uploads/work/case-studies/pdfs/IDEO_HCD_ToolKit_Complete_for_Download.pdf
IDEOの取り組み:2009年Design Touch

IDEO プレゼンテーション(動画)

また、IDEO関連の書籍として、下記がお勧めです。

イノベーションの達人

考えなしの行動

発想する会社





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2nd 12月
2009
written by admin

11月24日@六本木ミッドタウン 5Fで開催された
リエゾンセンター主催の「クリエイティブ・マネージメント・セミナー」に参加しました。

講師は、良品計画代表取締役社長金井政明氏。
自然体で非常に内容の濃いお話を約2時間、お話しいただきました。
ありがとうございました。

その内容を「10×3」で簡単にまとめました。
当日のマインドマップもありますので、万が一必要な方はご連絡くださいませ。
(大したものではありません)

【コンセプト】
無印良品は商標の人気を価格に反映させません
「これがいい」ではなく「これでいいを目指す」
誰がデザインしたか?わからない

【ターゲット】
「自分の価値判断で買えるお客様」
10人に1人理解してもらえればよかった

【日本】
本当の豊かさとは、普段の何気ない暮らしにこそ素直な価値観と美意識を持てること
空間と行為とモノの関係をRE.Designする
簡素の中に秘めた知性なり感性なりがむしろ誇りに思える世界

【世界】
MUJIを見て日本を感じる
無印良品の発想を世界に開いていく
ミラノサローネ

【アイディア】
忙しいほうがアイディアは出る
想いがあればアイディアは降ってくる
想いがあれば、つながってくる

【3つの基本】
素材を見直し、選択する
生産工程に必要以上の手がかかっていないか点検する
必要以上の包装をしない

【消費社会へのアンチテーゼ(青山店の話)】
できるだけ売る装置・気配を省いた
人間がコントロールできない時間と自然の中で変わっていく素材を利用した
化粧のないアンチテーゼの空間

【ビジョン】
社会に対して正しいことをしているという根柢の意思
自由闊達な組織風土
自立し、チャレンジする個

【幸福】
誇れる会社にしよう
仲間を信じ助け合おう
一人一人が目標を掲げ努力し、達成感を持とう
自分たちの暮らしを豊かにしよう





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