25
3月 10

携帯端末によるマイクロクレジット

マイクロファイナンスやマイクロクレジットなどの無担保小口融資は、以前よりBOP層へのビジネスチャンスを生み出す手段として注目を浴びていた。
そして今、携帯端末によりマイクロクレジットの手続きを行えるサービスが続々と登場したことにより、更に多くの人々がその恩恵を得られることが期待される。
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26
2月 10

「ソーシャルビジネスを考える―グラミン銀行と日本の地域の事例から学ぶこと」(2/23)参加報告

ミュージックセキュリティーズ株式会社のセミナーへ参加致しました。

このような動画も共有いただく。マイクロファイナンスへの取り組み。

以下、プログラム。

第1部 途上国の貧困削減を目指すマイクロファイナンスとソーシャル・ビジネス

・「マイクロファイナンスと貧困削減投資ファンド「カンボジア2」」

杉山章子(ミュージックセキュリティーズ株式会社)(20分)

・「グラミン銀行と日本をつなぐ―立教グラミン・クリエイティブ・ラボの試み」

見山謙一郎さん(立教大学AIIC特任准教授、立教グラミン・クリエイティブ・ラボ副所長)(30 分)


第2部 社会的課題を解決する事業

・「「100年の森」を育てる共有の森事業」(仮)

竹本吉輝さん(株式会社トビムシ代表取締役)(20分)


・パネルディスカッション

「ソーシャルビジネスを考える ―グラミン銀行と日本の地域の事例から学ぶこと」

パネリスト:見山謙一郎さん

パネリスト:竹本吉輝さん

ファシリテーター:杉山章子

気になったので、Googleにてキーワード分析。


グラミン銀行創設者ムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を
受賞したのが2006年10月。

BOPビジネス元年と言われるのが
2009年。

生活向上に資するBOPプロダクトの背景にも、マイクロファイナンスの力が働いているケースも多い。
BOPというキーワード同様に、マイクロファイナンスも今後注目していきたい。





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08
2月 10

グラミン銀行の成功と発想の転換

『一橋ビジネスレビュー』2009 夏号にグラミン銀行の創設者ムハマド・ユヌス氏の論文が記載されていた。その中でユヌス氏は、グラミン銀行が成功した理由を以下のように述べている。

「この大成功の第一の理由は、まさに私が銀行のことを何も知らなかったからなのです。いわゆる銀行業務の常識や習慣を知らない為に、私たちはそれまでの常識にとらわれずに正しいと思うことをやることができたのでした。そして第二の理由は、これまでの銀行がやってきたこととまったく正反対のことをやったからだったと思うのです。」

ユヌス氏は「貧困とは貧民によって作り上げられたものではなく、むしろ私たちが制度化してきた慣行や政策によって作り上げたものである」と述べている。
つまり、「制度化してきた慣行や政策」を作ってきた従来の「常識」に囚われていては、貧困はなくならないのだろう。

「貧困のない世界を創る」ためには、私たちの常識にとらわれない「創造力」が問われている。

従来の銀行とグラミン銀行の違いは以下の図(本論文を参考に作成)
  従来の銀行 グラミン銀行

対象

金持ち

男性
貧しい人たち

女性
取引額 高額 少額
業務地 都市 農村
担保 あり なし

その他

顧客を呼びつける 顧客を訪ねる
銀行の興味は顧客の過去の履歴 銀行の興味は顧客の未来





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12月 09

【Interview】vol.2 Grameen Communications Global Change Makers ProgramJapan Chief Coordinator 三好大助氏(早稲田大学文化構想学部3年)

keynotespeakers_daisukeGrameen Communications Global Change Makers ProgramJapan Chief Coordinator 三好大助氏(早稲田大学文化構想学部3年)

http://gramweb.net/index.php




現在の活動

グラミン銀行最先端ITプロジェクトである「One Village One Portal Project(以下OVOP)」事業と、昨年の秋に出会いました。

現在は、OVOPプロジェクトと、現地に日本人学生をインターンとして派遣するプログラムGlobal Change Makers Programの2つを行っています。

昨年の夏、グラミン銀行、ムハマド・ユヌス先生に会いに行き、様々な出逢いを経てそこから現在の活動が始まっています。

もともとITに対して興味、知識があり、大学2年生の夏にITベンチャーの起業に参画をしたりもしました。そんな中、ITを活用して何かできることはないかな、ということをずっと考えていました。そんなことを考えながら現地に行くと、思っていた以上にネットにつながっているパソコンがあることに気づきました。ただ、実際にはDVDプレイヤー代わりにしか使われていなかったり。これをもっと活用できないか、そう思っていた時に出会ったのがOVOPでした。

OVOPとは

OVOPとは、今まで情報の受け手であった農村の人たちが、インターネットを通じて自ら農村の情報・ニーズを発信するコミュニケーションサービス。

村ごとにポータルページを作成し、村民がそのページを通じて、自ら自分たちの村の統計情報やニーズを政府に、企業に、NGOに、世界に発信するというモデル。バングラデシュという国は、国勢調査のスパンが10年に一回、かつ質がものすごく悪いという問題がありました。NGOや、企業は独自のオーナーシップを持って調査しているわけですが、なかなか正確な情報を得ることはできないし、手間もかかる。だったら村のことは村の人たちが 一番知っているのだから、彼ら自身が調べて、それをネット上にあげてもらえばいいのではないかと。識字率が高くはないので、現地PCにアクセスするのは英語も話せる専任の方を現地の村から雇います。現在は、プロトタイプとしてある地区限定で行っています。


research

現地での活動

ぼくが行っていたのは、農村の人たちが情報を集めるためのお手伝い、村の人たちのニーズ調査などでした。村にホームステイして、彼らとおなじものを食べ、同じところで寝ながら行っていました。

複数回行っているので、合計すると3ヶ月くらい滞在していたことになります。現地に入ってみて抱いた感想は、確かに数字の上では貧困で、本当に貧しい人もたくさんいますが、そこまでみなさんがイメージするような貧困状態ではないと感じました。

何よりも、ぼく自身、貧困だから、といった見方はしたくないですし。

実際に生活してみて、彼らに一番必要と感じたものは?

足りないもの、欲しいものを聞いても、なかなか出てこないです。

ぼくから見て足りないと感じたもののひとつは、教育環境ですね。教師に対する給料が少ない。だから教師が不足している。教育がレバレッジポイントなのではないかと思いました。教師になるにも、大人たちの識字率が低いという課題があることに着眼して、ぼく個人として滞在中に何かできないかと、夜間に大人のための識字教育を開いていました。

今後やっていきたいこと

「突き抜ける」、その一言につきますね。

ぼくはこれまで世界を変える、だの言ってきましたが、本当にうすっぺらかったと思っています。

「イノベーションは個別具体的な事象から普遍を見出すことから始まる」

この言葉を、グローバル・アントレプレナーシップ・ウィークで野中郁次郎先生がおっしゃっていました。バングラデシュで体験したことを振り返る中で、その言葉に共感を覚えました。

だれを対象とする活動なのか、それは目の前の人に対する思い入れの深さにつながるのではないか、と。確かに、貧困という枠、BOPという枠でも語れるのですが、バングラデシュという国単位、○○村という単位、○○家、○○さんというより個別具体的なレベルで語れるところまで考え、考え抜くことが大事ではないかと思っています。ぼくもそうありたい、だから現場に入っていこうと強く思っています。

目の前の相手が誰なのか、対象によって違いますが、十年、二十年後当たり前になっているような仕組み、サービス、技術などから逆算し、そこから今の時代のパラダイムをつむぐことに貢献できたらいいな、と思っています。

来年からは、自分でプロジェクトを持って現地でトライアルしながら過ごそう、とか自分たちと同世代の世界中の起業家たちに会いに、現場に入り込みに世界一周しよう、とか考えています。

ぼくは貧困を特別扱いしているわけではありません、どこの国の誰さんが相手でも、本質的にはその人と一緒にワクワクできればと思っています。

Picture_Chilmari[1]

編集後記

三好さんとは、TIEC社会起業家フォーラムにてお会いしたのが始まりでした。その一週間後に本取材をさせていただきました。

印象深かったのは、三好さんの実行力。クイックに動きながら大きく考えていく、なかなか真似できることではないと感じました。

ご紹介したグラミンでの活動ももちろんですが、セカイカメラ、三次元プリンタ、と今後の展開が楽しみな技術へ着眼されている点。広く、長い視野で物事を捉える三好さんとは、同世代として今後一層高めあっていきたいと感じました。

株式会社Granma

熊坂 惟





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