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5月 10

発展途上国の人々が抱える課題 -Health, Housing, Mobility-

「発展途上国の人々が抱える課題」第3弾となる本日は

[health] 基本的な医療サービスが受けられない

[housing] 住まいが無くホームレス状態で生活する

[mobility] 移動や輸送が困難で時間がかかる


以上の3つの課題について詳しく書いていきます。

[health]  基本的な医療サービスが受けられない

発展途上国にも病院はあります。
しかし、裕福層向けの私立病院を貧困層向けの低価格国立病院とではサービスに雲泥の差があります。
貧困層向けの病院では比較的安い値段で治療を受けることが可能な分、一つの病院が多くの患者を抱えていることが多く、つまり一つの病院が担当している地域も広く、病院までのアクセスが非常に悪い地域に住んでいる人々もいます。
また、一日の患者数も格段に多く、一人あたりの治療時間は短く、待ち時間は長くならざるを得ないのが現状です。
病院のある地域が、昨日紹介したように安定したエネルギー源を持っていない場合、治療に必要な医療機器が常時使用可能な状態であるとは限りません。
発展途上国で5歳になる前に命を落とす子どもは1044万人いると言われていて、
「3秒に一人、子どもが死んでいる」というフレーズを聞いたことがある人も多いのではないかと思います。
もし1000人の子どもが生まれたとしたら、そのうち87人は5歳になる前に命を落としています。

[housing] 住まいが無くホームレス状態で生活する

日本にも住まいのないホームレスの人々は存在するが、日本には子どものホームレスはあまりいないのではないのでしょうか?
しかし、途上国の場合には特に年齢に関係なく、幼少の頃から住まいのないホームレスとしての生活が当たり前なことも珍しくありません。
住む場所がないということは基本的な生活を望めるはずもなく、お風呂に入ることもトイレに行くこともままなりません。
仮にホームレスの状態を抜け出そうと仕事をはじめようと思っても、その状況にいながら探せる仕事には限りがあります。
住所がないので、ビジネスを始めることも、お金を借りることにも弊害が出てきます。
住まいがないことによるデメリットは非常に大きく、安定した生活を送るためには必要不可欠なものだと考えられます。

[mobility] 移動や輸送が困難で時間がかかる

途上国の交通関連のインフラ状況はとても良いとは言えず、まず道路が舗装されていないことや、そもそも道路に出るまでに時間がかかる場所に住む人もいます。
また車など古い型のものも多く、乗り心地はよくありません。
また先進国に比べて鉄道が通っている場所も限られているので、電車などが主要な交通手段とはまだまだなりえません。
その為、車やバイクで移動する人がほとんどなので、朝の出勤時や夕方帰宅時には道路は車で埋め尽くされ、日本とは比べ物にならないようなひどい渋滞となります。
また貧困層向けの交通手段は一つの車やバスなどに大人数が載るようなものが多く、人数が揃うまで待ったり、遠回りになったり、待ち時間長くなることが多いです。
また、バスなどは時刻表がないことも多く、時には30分以上は軽く待たされてしまうこともあります。
このようなインフラ整備の悪さから、何をするにも時間的なロスが大きくなってしまいます。
上記の[health]で取り合げた問題とも結びつきが強く、病院へのアクセスが悪い場合、通院は大きな負担となります。
更に、緊急の場合には、病院に着くことが遅くなったために命を落とすケースにつながってしまいます。

明日は、課題特集最終回で[education][connectivity]を取り上げます。
課題を理解した上でデザイン展に足を運んでいただくことで、より展示されているプロダクトの重要性を感じていただければと思います!

また、カンファレンス&ワークショップの申し込みもまだまだ受け付けておりますが定員がありますので、お早目のお申し込みをお願いいたします!





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